nithijyouのブログ

日常で書き留めた詩をつらつら載せる

いま

だれも間違っていない

間違えているのかどうかも、わからない

正しさはどこへ置いてきた

窓に貼りつき外を眺めて

不満だけはたしかに積もる

誰かが片付け、自然に淘汰されてゆく

間違えたことだって

間違えていないと言われれば

うやむやにされて

そこに本来の正しさも誠実さの欠片もない

それすらも窓の外から眺めて

やじをとばせば

それだけ飛ばされていくだけなのに

なにが

どれが

真実で

正しさで

確実なのか

もはや知る人も

今は見えぬ牢獄

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