nithijyouのブログ

日常で書き留めた詩をつらつら載せる

ほんの少し

ほんの少しだけで

何かが変わっていく


氷が滑らかになるような

湯が柔らかになるような


ほんの少し


気付けたら

弾けるような想いに

砕けるような想いに


感情の色が変わっていたのかもしれない


その僅かな隙間に

生きていて

生かされていて


ほんの少し

それに気付く

繊細さを

身につけていたのなら


きっと今頃

粉々に砕け散った

綺麗なガラス片に

なれていたのかもしれない

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