nithijyouのブログ

日常で書き留めた詩をつらつら載せる

静かな水面に気持ちを浮かべて

星の降る夜

月明かり頼りに

灯りのない灯籠流し


すぐに闇に呑まれて

何処へ行ったかもわからない

さざ波が

支配していく

私の感覚


どこにも辿り着けなくて

彷徨っている

このまま

融けていって

跡形もなく混ざりたい


何事もなく朝日を浴びて

穏やかな陽だまりになって

しまいたいよ

衝動

死にたい

消えてしまいたい


衝動的に

思う


凄くつらい


言葉の鋭利さに

気持ちの悪意に


悪気がないから余計につらい


なんにも感じたくない

誰にも知られたくない

わかってもらえなくていい

表現することで

誰かの悲しみの琴線に触れるならば

言葉にしたら

失ってしまうものがあるならば

発せずに

静かに消えていくように

熱も冷めていったらいいのに

どれい

労働にそっぽむかれて

持て余すのは腹が減る身体

心なんて余裕の余もなく

じりじりと焦がしていくだけ


人相応な労働と人生

家庭を築き、そのために働くだけ

その普通の営みさえ

ひびの入った土台のもと


生か死か

よぎりもぎりよぎりもぎり…